9巻感想

(紗羅ノ国〜修羅ノ国)

では、9巻感想いきまーすっ♪

Chapitre.58の表紙が素晴らしいです!!花を狩る、ラブリィファイたんvv花狩りがすっごい似合うーv
だってファイたん自身がお花なんだもん☆周りの花より、君を手折りたい!!!
黒鋼がこんなラブリーな可愛いお花畑に埋もれてたら薄気味悪いが(失礼)、
ファイたんはラブリィ花畑にいて違和感感じるどころか、むしろお花畑の住人ですよ!!
想像してみて下さい!透ける白い肌、蒼い宝石の瞳、光色の髪の綺麗なファイたんが・・
フワフワ淡いピンクの花束を胸に抱えてにっこり微笑んでいたならば・・!!!
かかかかか・可愛い・・・・・!!!!!(動揺)世界一お花の似合う青年に間違いない!!!!

しかしこの表紙は何をしているシーンなんでしょうね?花を切って売るのだろうか。
ひょっとしたらお花屋さん?!こんな美しい青年が花屋の店員だったら、絶対こういう客がたくさんいるぜ!!
「この店で一番美しい花を下さい」
「でしたら、こちらなんていかがですかー?」
「違う、もっと美しい花が目の前にあるじゃないか」
「えー、どれですか?」
「君だよ」
銀月もそんな迷惑客のうちの一人だ!!んでそういうこと言ってると、向かいで魚屋をやっている黒鋼に
鬼の形相で睨まれる・・。何で魚屋かというと、10巻最初の中表紙で黒鋼が魚を釣っているからだ。
9巻最初のファイ花狩り表紙と10巻最初の黒鋼魚釣り表紙、ちょっと対になってるぽいので
ファイが花屋さんなら黒鋼は魚屋さん。
「誰彼構わず愛想を振りまくんじゃねえ!!だからあんな下衆に狙われるんだ!」
「えーっ、そんなむちゃくちゃな。店員なのに、愛想振りまかなくてどうするのー?」
そりゃそうだ。
大体『一番美しい花は君だ』ってくさすぎると馬鹿にする黒鋼であったが、ファイたんと初めて寝る時こう言うのよっ。
「・・手折って、いいか・・」
人のこと言えないぞ黒鋼・・

ちなみに両表紙、サクラもいたようですが銀月は気が付かなかったようですね。

そして本編。紗羅ノ国で、二組に離れ離れになり行動していた一行。
ふたりきり、愛を深めた黒ファイですよ!!いいぞ、その調子だ!!
そんな時、小狼達と離れ離れになったまま、突如次元移動をすることになるーという所から9巻は始まります。
空の向こうに殺気の固まり、「近付いて来てる」って言うファイの表情がいいの!!
笑顔を消して、空を見据えるカンジ。睨んでも可愛いんだよ・・!!
こんな可愛くちゃ、押し倒してきた黒鋼を拒んでキッと睨んだとしても「その表情もそそるな」とか言われて
そのまま食べられちゃうよ!これじゃ文句言えません。
標準装備の笑顔以外の表情をするファイって、いけないものを見てしまったカンジでドキドキします!!
いつも本心隠すファイたんだからね。おまえを身体だけじゃない、心も裸にしたいんだー!!と黒が心で叫ぶ
気持ちも分かるね!!(いつ叫んだんだ)(銀月には聞こえるとも!)

そしてモコナによる強制次元移動。二組に分かれたまま修羅ノ国にやって来た、小狼達が出会ったのは・・
阿修羅王ーーーーーーーーーー!!!!!!!美形ーーーー!!!
美形ーーーーーーーーーーっっっ!!!!!!!何だコリャあああああーーーーーー!!!!!!
一番可愛くて一番愛してるのはファイたんですが、阿修羅王は本当にもう目も潰れるほど麗しい!!!
こんな美形な王様が治める国ってうらやましい!!
と思ってたら、夜叉族に黒ファイ発見!
やっぱ夜叉族の方がうらやましい!!
しかもファイたん馬に横座り!やっぱファイたんのような可愛く綺麗な子は、大股広げて跨っちゃだめなのよ!!
ああでも黒鋼には毎晩、跨がされてるかもしれないけど・・!!!
毎晩。そう、修羅ノ国には一番の美味しいポイント、『空白の半年』があるのです!!
なぜ半年早く来てしまったのか・・それは!自由に妄想せよというCLAMP先生からのプレゼント!!
ファイを口が利けない設定にしたというのがまたいいんです。美しいファイに興味を持った夜叉族の輩に対し、
いつもみたいにうまく口で流してやったりでないでしょう?
それで、言葉が分かる黒鋼と、常に一緒にいる必要がある!
しかもその上!黒ファイ、ふたりでずっといられるのに、言葉が伝わらない。
それがまたいいんです・・!!!
半年もずっと一緒よ?!身体は繋げても、言葉は分からない。それに安心するファイと、それがもどかしい黒鋼。
この半年に何もなかったなんてありえないですよ!!
黒ファイ好きとしては、この半年は自らコンプリートするしかないよ!!いつか書こう!!


そして!Chapitre.59の表紙がたまらんですよ!!バーテンファイたんがカウンターの机に座って脚を組み、
ダーツ片手に不敵に微笑む・・・!!!もッもッこれ・・・!!!まさしく!!!
ダーツで貴方のハートを狙い撃ち・・・!!!
別に狙ってなかった、関係ない人達まで勝手に撃ち殺される人続出ですよ!!!反則だよコレー!!
だってもうこんな綺麗な子が黒スーツで脚を組んだ時点で悩殺ですよ!!この微笑がいいですね!
「ダーツでオレに勝てたら、何でも言うこと聞いてあげるよー?」
という微笑みです!!ファイたんはダーツ上手いでしょうね。何回投げても真ん中いけそうです。
バーのお客さん、ファイの言葉にのって『言うこと聞かしたい・・!』と皆挑戦するけど、もちろん
勝てる人はいない。ダーツ1ゲーム3000円なので、店は儲かりますよ!!(あざとい商売だ)
しかし!!最近バーに訪れるようになった流浪の男・黒鋼。彼は、しばらくこの街に滞在している様子。
無口な彼を構うのが面白くて、ファイはよく黒鋼をからかって遊んでいた。
黒鋼は構われるのを嫌がっている風だったけれど、いつしかファイは、黒鋼の来るのを楽しみにしていた。
いつものようにダーツ対決が始まった店内。
いつものようにファイに勝てる人なんていなくて、いつものように黒鋼はそのゲームに参加することなく、
ただ眺めていたのだけれど。
「寄越せ」
「え?」
ぶっきらぼうに話しかけられたファイたん、横を向くと黒コートに身を包んだ大きな身体。
「黒たんもゲームやってくれるのー?めずらしー!」
ファイはちょっとうれしかった。少しはオレに興味、持ってくれたのかな。その大きな手に、ダーツを乗せる。
「じゃ、勝負だよー!負けたら勝った人の言うこと聞くの。オレからねー♪」
オレが勝ったら、彼に何を言おうかな?『毎日来てね』『笑ってみて』『もっと話して』
ひょっとしたら、オレは彼のことが好きなのかもしれない。
ねえ、少しはオレに興味持ってくれたの?君が勝ったら、君はオレに何て言うの?
ダーツを投げようと構えたファイに、黒鋼がこう言った。
「明日遠くの町へ行く。ここへ来るのは今日で最後だ」
ファイの投げたダーツは、中心を外した。
「・・え・・?」
「次俺な」
手馴れた手つきで投られたダーツは、中心を射った。
「・・俺の勝ちだ」
「待っ・・て、本当?最後っ・・て・・」
「言うこと、聞いてくれるんだよな?・・餞別でもくれ」
「・・せんべ・・つ、なんて・・」
突然のことに頭が回らないファイが言いどよむと、黒鋼はファイの胸元に指を当てた。
ぴくりと身体を緊張させたファイ。その武骨な指は、ファイのタイをするりとほどいた。
「これでいい。じゃあな。世話になった」
席をたつ黒鋼。ドアから出て行くその後姿を、ファイはただ呆然と見詰めた。彼のあてた指先の跡が、うずいた。

打ちながらつれづれなるままに妄想してみたらどうなんだこれ!
よく分からんがこの後ファイが黒鋼追いかけて、気持ちを確かめ合い、ハッピーエンドですよv
感想が妄想コーナーに・・。眠いと妄想がひどいね・・(いつものこと)


そんで一方、阿修羅城に招待された小狼とサクラ。阿修羅王が相変わらず死ぬほど美しくて、
しかも見開きで舞う!!超麗しーい!!!!!ファイたんも綺麗だし器用だからダンスも上手なはずだし、
阿修羅王を見習って見開きで麗しく舞ってみせてほしいなーっvv
長い瀟洒なお召し物着てさ!流し目で・・!ああっ、想像するだに綺麗だわー!!!きっと指先まで美しいの!
惜しむらくは、踊る機会がない・・。新展開前に一度くらい社交会に潜入でもして欲しかったね!!
ファイたんの社交ダンスやワルツは絶対美しい!!!その国の王子や姫を上回る!!!みんな惚れるって!!!
あっ、偶像の国で、お祝い踊りはやってたか!ええい、もういっそお祝い踊りを見開きで・・!!!(どんなだ)

んで、阿修羅王に戦場に連れてってもらう小狼。そこで・・出たァァァァァ!!!
黒ファイがセットで出てきましたァァァァ!!!最強の二人!!夜叉王配下で最強ですよ!!!素敵!!素敵すぎる!!
しかもファイたん、旦那をさりげにサポート!!良妻賢母(母?)ですよ!!
黒鋼の投げた鞘を、ファイたん当然のように受け取る!!もうツーカーの仲ですよ!
受け取れ、とも言わず、ファイたんの方を見もしないで投げるあたり、熟年夫婦を感じさせます!!
しかァーーーもォ!!!!阿修羅王の攻撃をかわして飛び上がった黒鋼、隣にちゃんと自分の馬(?)があるにも
関わらず!!ファイたんの馬へ!!!二人乗りですよ!!これは恋人同士の特権!!
気分はバイクの二ケツデート!!高校時代、恋人同士自転車二人乗り!!自転車二人乗りかぁー・・うっとり。
例えばこんな感じ・・
舞台は日本、黒ファイは高校生。
黒鋼がこぐ自転車の裏に、ファイが立ち乗りするの。季節は5月。鮮やかに瑞々しい緑。
爽やかな風が、ファイの綺麗な髪を靡かせて、ブレザーがはためく。
風を切るのが気持ちよくて、見上げると青い空が高くて、ファイは楽しくなって歓声を上げる。
「早い早ーい!ねえ見て黒たん、空もきれーい!!」
「黙って乗ってろっ、目立つじゃねぇか!」
そう、ファイたんはハーフで、上品な金髪に長い金の睫毛、真っ白な肌に宝石のような蒼い瞳。
ブレザーを着てても華奢な身体が分かって、ただでさえ連れて歩くと目立つ。
それが二人乗りしてきゃいきゃい騒ぐもんだから、なおさら目を引いてしまう。
通行人が、あらあの子綺麗!と振り向くのが黒たんは気に入らないのだね。
心配しなくても、大丈夫なのにね。ファイたんは、誰より誰より、黒鋼のことが好きなんだから。
また妄想コーナー・・なんかいつの間にか妄想始まってるね・・?

それにつけても阿修羅王は美人だねー!絶対領域と鎖骨を見せる、お色気満点のお召し物で参戦。
夜叉王の為の勝負服ですな!ファイたんにも是非、その点は見習って頂きたい!!
瞳や仕草、過去も心も色っぽいんですが、いかんせんお召し物の露出度が低い!!
腿も腕も、たまにはサービスして見せて頂きたい!減るもんじゃなし!!
で、黒鋼を狙った倶摩羅、ファイたんに射られてしまいます。旦那をしっかりサポート、いい妻です!
そして去る時は旦那について、微笑んで会釈をして去っていきました。妻の鑑だ!!可愛いvvv

阿修羅城に戻った小狼、サクラにちゅーなどされていますが、その間に黒ファイが夜叉族の屋敷で
ちゅーなどしているのではないかと気が気でないですよ!!何でカメラはこっちに来てるんだ?!
完全に来る場所間違っています。見所はあっちだろうあっちーっっ!!
きっと言葉の分からないファイたんは、着物の着方を説明されても分からないから、黒鋼に着付けてもらったり
してるのよ!そんで、お箸うまく使えないから、二人きりの時は黒鋼に「あーん」とかしてもらうんだわ!
寝室は同室で間違いないので、子供もいない今!!夫婦は毎晩、ヤりたい放題ですよ!!半年もだぜ?!
なんて素敵で楽しい生活!こんな生活を!!!
どうして映さないんだァァァァァ!!!声を大にして主張したい!!

そしてついに決着の時。小狼が月の城に着いた瞬間に「・・よう ガキ」と斬りつけて来る黒鋼がお気に入りです。
悪人ヅラで素敵vvv悪者にしか見えん。でも本当は優しいのvファイたんを包んであげてねvv

という訳で、9巻感想完!!次は10巻だー!