「身体が元に戻るまで、口利かないから!!」
女の子になった身体を強姦され怒ったファイ、翌朝黒鋼にそう宣言するけれど。
そんな身体になっても、旅は続く。

(どうしよう、こんな弱い力じゃ戦えない)
二手に分かれて探索することになり、もちろん黒鋼とは別の組にしたのだけれど、
悪いことに独りになった時に敵に見つかった。
「へへ、めったにお目にかかれねぇ上玉だ」
「こんなえろい身体、ヤんなきゃ申し訳ねぇ」
服を着てても分かる女らしい身体のラインを嘗め回すように見て、いやらしく哂う。
(やっぱり、黒たんと来るべきだった)
襲い掛かってくる敵に、思わず目を瞑ったその時。
身体がふわりと浮いた。驚いて目を開けると。
「・・くろ・・?!」
黒鋼はこの小さな身体を羽のようにひょいと抱き上げ、簡単に敵をのしてしまった。
すとんと降ろされ、それから小狼達も駆けつけてきた。
口を利かない、という自分の言葉通り、黒鋼は何も言わずファイから離れた。
「大丈夫ですか?」
気遣う小狼達に答えながら、目は黒鋼を追う。
(・・お礼・・言いそびれちゃった・・・)

その夜。
そのことがどうしても気に掛かって、ファイは黒鋼の部屋を訪れた。
「口利かないんじゃなかったのか」
「あの・・助けてくれたお礼、言いたくて・・ありがと・・」
「ああ。んなこと、いい」
ぶっきらぼうな返事に、優しさを感じる。昨夜あんなことされて怒っちゃったけど、
やっぱり本当は優しい人だ。にこりと微笑むファイ。
「それだけ、言いたくて・・おやすみ・・」
あたたかい気持ちで部屋を出ようとした時、ノブにかけた小さな手は突然大きな手に
ノブごと掴まれる。
「困るなァ・・礼の仕方も知らねぇ奴ぁ・・」
「え・・?」
「礼の仕方、俺が教えてやる」
逃げる間も与えずベットに縫い付けられ、寝着を剥ぎ取られる。
滑らかなミルク色の肌、プルリと揺れるたわわな胸に紅い瞳が獰猛な光を帯びる。
「こんなえろい身体、ヤんなきゃ申し訳ねぇだろうが」
前言撤回、優しい人なんかじゃない!敵と同じことを言って、いやらしく哂う。
「や!嫌!!やめ・・っ」
「その為に来たんじゃねぇのか?」
抵抗しようとする細い腕を縄で縛り、武骨な手で、柔らかな薄い肌を撫で回す。
「嫌じゃねぇだろ?昨日は処女膜破れて血が出てたくせに、よがってたじゃねぇか」
「そんなこ・・っ」
「今日は特別悦くしてやるよ」
身体を強く固定されたまま乳首に吸い付かれ、指先は花弁に隠れた小さな突起を
いじる。
「・・っ、ぁあっ、・・んっ、ふ・・ぁ・・・ぁん!」
敏感な箇所をくりくりと弄ばれ、指先に力が入らず、腰の奥が痺れる。
「やっぱえろい身体だな。ここ、もうぐちょぐちょだ・・」
乳房を揉みしだかれ、ぬめる花芯をさらに刺激される。溢れ出した蜜は、白い腿を伝う。
(ダメ、もうどうにかして・・)
昨日の、あの無理やり押し入られた圧迫感、その充足感で頭がいっぱいになる。
「ん・・あぁ・・っ、も・・・、・・挿れ・・っ」
とか結局ヤられてるファイたんの図。(文長すぎた・・・・)