ツバサ5巻感想

5巻感想行きまーす♪
ファイが!!5巻表紙のファイが!!麗しく神秘的です・・!舞台はセレス国っぽいですね。建築物も美しい。
カラーで見るファイは本当に色素が薄くて、見るたびに驚きます。
白金色の髪にアイスブルーの煌く瞳。肌は透き通るように真っ白!!
フ・フ・フ・フェアリイー!!その肌に刺青というのがエロくていい。禁断なニオイがする・・。

さてさて、ジェイド国続きです。つまずいた小狼を、猫掴みで引っ張り出す黒たんはカッコいいです。
この人いいよなあ。黒たんて、いざという時本当に頼りになるタイプ。昔から、哀しい想いも
苦労もしてるからだよね。是非ファイたんも助けてあげて下さい。

城に渡る為、水門を閉め激流をせき止めた二人ですが、銀月はアニメのこのシーン好きです。
ファイが、「オレ力仕事できないもぉーんvv」とか黒鋼に甘えてましたよ。可愛いっちゅーねん!
甘えられちゃあ、お父さん張り切るっちゅーねん!!張り切りすぎて水門ぶち壊してましたね。
棒を動かすのに「ウォォォォォォ!!!」とか叫ぶのはどうかと思いました。
アニメといえば、町長さんちに忍び込んでるシーンも良かった。
ファイが黒鋼に「ちょっと待って・・」て囁いたでしょ。あれが好き!!!エロい!!!
エッチの時とかこんな風に囁くのね!とか、思わなかった?!

そして崩れ行く城の中、「・・・行くぞ」「はーい」だってヨ!!熟年夫婦かい。
そういや黒たんよくファイの事、『おまえ』って呼んでるし。
いっそのことファイも、お父さんでなく『あなたーv』って呼んでみて下さい。
そして無事事件は解決。
幽霊が見える見えないの話で、「役に立たねぇな白饅頭は」のシーンがお気に入り♪
ポカポカやってるモコナが可愛いー。(たまにこういうシーンもちゃんと読む)

そしてやって来ました桜都国ー!!!私も歓迎する課に入りたい!
見ましたか?!歓迎する課、どさくさに紛れてファイたんに抱きついてますわよォォォォ!
あわわわ羨ましい!!私もその白い細い首に両手を回したいィィィ!!!
間近でカオ見たい!!そして服を脱がしたい!!!(そこまではしていない)

物件を紹介された一行。超リラックスモードのだらぁんファイたんが可愛ーいvv
自分のふわふわコートに抱き付いてだらけてるよォォォ♪
ファイたんてさ、フワフワに埋もれて寝てると天使のようじゃない?!イッツエンジェル。
ほら、金髪だし!可愛いし!線細いし!儚げだし!これでフワフワにうもれると、
ロマンチックが止まりません。
黒たんも「くつろいでていいのかよ」なんて言わず、周りのモコモコを追加する位の気合で
行って頂きたい。撮影会だよ!激写しとけ!

あと、Chapitre.34の表紙カラー(例によってカラーで見れてませんが・・涙)がいいねー♪
小狼が少年探偵団のようだ。怪傑と戦うんだきっと。
小狼が少年探偵なら、ファイは、少年のアジトの隣のバーのお兄さんだ(設定が細かい)。
夜しか出勤してこないので、登場はレアなんだ。たまに会えると、相談に乗ってくれたり
情報くれたりするの。お兄さん、意外と人生経験豊富だから。
でもたまにしか出ないので、銀月は生殺し状態。もっとファイを出さんかい・・!
そんな感じの物語を感じるね!
そうなると、黒たんは何だろ・・じゃあ、怪傑の正体で。
きっとファイは怪傑の正体知ってるけど、その情報だけは小狼に教えてあげないんだ。
黒鋼は、ファイのバーによく来るの。で、黒様にも正体見破った事教えてないんだね。
「昨日また怪傑クロリ(ゾロリと引っ掛けてみましたが・・)が出たってねー」
「・・・らしいな」
とか、グラス磨きながら話してんだ。
で、ある日怪傑クロリ(やっぱクロリはひどいか?)絶体絶命の大ピンチ!
ついに、少年探偵・小狼に追い詰められそうに!黒鋼思わずファイのバーに逃げ込む。
「あれぇ黒たんどうしたのー?もう閉店時間だよー」
「うるせぇ」
ファイ、少し息を切らす黒鋼に水の入ったグラスを差し出す。
「追われてるんでしょ?」
「!」
「知ってるよ、毎晩君が何をしているか」
まさか、ファイもあの少年探偵の手先なのか?黒鋼は身構えた。
「・・助けてあげようか?」
「何だと?」
「助けてあげるよ。交換条件があるけどー」
ファイは、カウンターに腰を預けて、こちらを見ていつものように微笑んだ。
「・・・キスしてくれたら、助けてあげる」
ファイとは、この店の中でしか会ったことがない。
俺はこいつの事を何も知らない。このバーに来るようになって、もう3年位になるというのに。
そもそも、何でここに来るようになったのか、それすら覚えていない。
この店に入ると、外界から遮断された気がする。ここだけ、異空間のような。
店内の雰囲気もあるが、ファイの現実味のない風貌によるものが大きいだろう。
何となく、彼を掴むと透けるような気がした。
店を出れば、彼は消えるような気がした。
一歩、二歩と近づくと、ファイは表情を変えずに俺を見上げた。

口唇に、触れるだけのキスをした。
ファイは、少し目を見開いた。
冗談で言っただけだったのだろうか。彼の驚いた顔は、初めて見た。
彼の細い顎に指を掛け、さらに口付けようとすると、
「まま・・っ、待って!!」
両手で思い切り胸を押された。もちろんそれ位では、何の効き目もないが。
「何だよ。自分で言っといて」
「も、十分だから!追われてるんでしょ?急がなきゃ・・」
「黙れ」
俯いた彼の顔を両手で掴み無理矢理こちらに向けると、頬を赤らめていた。
ー 何だ、ちゃんと人間じゃねぇか。
俺は少し安心した。

妄想が止まらねェェェェー!!!
きりがないので、この辺でやめよう。ねえ何の話してたっけ?
えーと、そう、紹介された物件に来た一行ですよ。
早速招かれざる客が出現!ひらりとよけるファイが可愛いですvvチャイナがひらりとひらめきます。
シルエットもいい。お召し物、ナイスチョイスだよ!ファイ!グッジョブ!!
あと、「黒わんたいい子で待ってたー?」よーしよーしお土産買ってきたよーが、可・愛・い!
黒鋼、文句言いながら撫でられてるよ。まんざらでもナイ!!
「ほったらかしにしたー」て泣くファイも可愛いーvvファイ泣いちゃだめーて慰めるモコナとセットで。
こういう、日常の平和な風景ていいよね。和むv

そしてコスプレです!ファイ、バーテンです!!お持ち帰りしていい?!?!
黒鋼もかっこいい!やっぱ和服が似合うね!!抱き付きたいvv
和服×バーテンというのもまた萌えますよ。ビジュアル的にこんな物語を感じる・・・(また小話が始まる)
時代は文明開化、神戸。洋風洋風と騒ぐ世間に逆らい、和服を貫く黒鋼。
日本人の心は和服だ。西洋かぶれにだけはなりたくねぇ。
そこで出会った異国の可愛いバーテンちゃん!分からないというのに、やたら異国語で話し掛けてくる。
毛色の違う奴と馴れ合う気はないと邪険にしていた黒鋼であったが、なぜか気になるアイツ。
そんなある日、二人きりになった時、つい黒鋼はバーテンの華奢な手を握ってしまう!
きょとんとして黒鋼の顔を覗き込むバーテンちゃん。なるか異文化交流!
そして熱い異文化交流をする二人。(どんなや)
しかしいかんせん、互いの言葉がよく分からない。
ファイは黒鋼が好きだけど、いつも邪険にされてるから、きっとこの関係は黒鋼の気まぐれなのだと
思っているのだね。黒の気持ちは知らない。
そんなある日、黒鋼はファイが今日異国に帰るという話を伝え聞く。

その頃ファイは、豪華客船に乗って、黒鋼がいる神戸の街を見ていた。
さよなら、黒たん。きっと泣いてしまうから、君に会わずにオレは帰るよ。
宝石のような蒼い目に涙が浮かび、神戸の街が滲んで見えた。
そこへ駆けつける黒鋼!
異国行きの客船を見上げると、甲板の手すりにもたれるファイが。
「ふぁいーっ!!」
「Kurotan!」
驚くファイ。そこへ、ブォォォーン・・・と出発の船笛が鳴る。
黒鋼は『行くな』と言いたい。しかし、英語で行くなはどう言うのか分からない。
畜生、『西洋かぶれにはならねぇ』とか言ってないで、NOVA行っとけばよかった!!
しかし、後悔してももう遅い。
実は、英語を知らない黒鋼も、唯一知っている有名な英語があった。
ただし、こんなに人が大勢いる所で叫ぶような言葉ではない。
船は、ゆっくりと動き出した。
ファイは、何も言えない黒鋼を見つめ、一筋の涙を零した。
「!」
覚悟を決めた。
「ふぁいーっ!!!」
力の限り叫んだ。
「あい・らぶ・ゆー!!!」

そして、大爆笑のうちに物語は幕を閉じたのであった。(笑うなよ!かわいそうじゃん)
客船の乗客も見送りの人々も笑っていたけれど、唯一ファイだけは、慌てて船長にお願いして船を戻してもらい、
本気で泣きながら黒鋼に飛びついたんだそうな。よかったな。
この後元々賢いファイたんは日本語ぺらぺらになった為、黒鋼が英語を喋ったのは
これが最初で最後だったという。ましてやあいらぶゆーなんて、ね。

きっと、黒鋼がじいさんになった時、孫に言われるんだよ。
「ねぇおじい、若い頃おばあちゃん(←?)に『あいらぶゆー』て叫んだって、本当?」
「うるせぇ!そんな事誰が言うか!!」
「おじい、顔が赤いー!ねぇ、おばあちゃん、本当はどうなの?」
「さあ、それは秘密だよー」
大事な思い出の宝物だもの。人には簡単に教えられないね。

おばあさんとか孫とか、引っかかる所があるので、さっさと感想に戻ろう。
侑子さんからフォンダンショコラの差し入れです!また黒鋼、ファイにあーんされちゃって
怒ってますが、本当はうれしいの分かってますよ!!
つか、普段ファイに無理矢理突っ込んでるからやり返されるのよ。無理強いはダメよ(でもたまにはいい)。
そして出掛けたワンコ二人、衝撃のネーミングを知って帰って来ます。
黒鋼が怒って帰って来た時、ファイにゃんは『にゃーん♪にゃーん♪』歌いながら看板作ってます!
かんわいいぃぃぃvvvv
字が書けなかったら口頭で言って記入してもらえばいい気がするので、きっとファイは確信犯ですな。
でも『おっきいワンコ』は可愛くていいと思う。
銀月だったら、『夢追人』とか『ジャストミート黒鋼』とかもっと変な名前付けてやるよ。
しかしあの黒鋼の攻撃をよけつつ、チョコケーキの試作を勧めるファイは凄いと思うのだが。
黒鋼ったら手を抜いて追いかけてるのかな。単にイチャついてるだけですか?
ファイの悲鳴は『きゃーっ』。可愛いっちゅーねん!叫ばせたい・・!黒鋼も、ただファイに叫ばせたいだけだろう?!
ファイの作るお菓子やご飯はとっても美味しそうvv銀月も食べたい!!
どっかで売ってくれないかな。『ファイの朝ご飯』とか言ってコンビニで売ってくれたら、
銀月買っちゃいます。例えそれが工場で作られたものであっても・・!夢を買わせてくれ・・!!

そして小狼の事を思い出そうとして、記憶が途切れるサクラ。
そんな二人をこっそり見つめる黒ファイ・・・父母ですな。いいカップルです。

5巻感想はこれにてー!

        
              

(ジェイド国〜桜都国)